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2016/7/22

上場できる経営者、キーワードは「ワンマン」です。│INOUZ Times直近4年半で20社以上のクライアント企業が上場したフォーサイト総合法律事務所 大村弁護士が語る経営“者”論

フォーサイト総合法律事務所 代表パートナー弁護士 大村 健(おおむら たけし)

経営者はワンマンでないとダメ!ワンマンすぎてもダメ!

経営者はワンマンでないとダメ!ワンマンすぎてもダメ!

編集部

上場するまでに多くの壁が立ちはだかります。突破する経営者の資質はなんでしょうか。

大村

例えば、労務に関して。管理部門の役員などに任せっきりにしているか、社長が関わりすぎているかの2つのケースがあります。従業員の中で何かトラブルになりそうな人がいるとして、その方が自ら退職をされる場合は、後に解雇で争うこともありません。問題なのは、社長自身が関わりすぎてしまうケースで、あまりにもひどいことをした従業員だと、社長がカッときて「解雇だ!」と。解雇になっちゃうと、解雇が有効かどうかで紛争リスクになってしまいます。コンプライアンス的にも問題になりますので、社長はカッとなって即断している場合ではない。ビジョンや戦略面では社長がワンマンじゃないといけないけど、全部がワンマンすぎてもダメ。ほんとに難しいところです。

ワンマンすぎて、ナンバー2もナンバー3も管理部長も何から何まで社長のお伺いを立てないと進まない会社もちょっと厳しい。ワンマンすぎちゃうと皆がついてこない。ワンマンですけど、任せるところは任せるみたいな社長はいいと思います。

いろいろ話しましたが、要は人の話をちゃんと聞く社長ですね。聞く耳を持っている社長。当たり前のようで、なかなかいませんよ。ワンマン的に判断できる決断力と周りの意見を的確に聞けることは、矛盾する部分もあるので。ただ、しっかりとその矛盾を統合している経営者は、おもしろいほど「腰が低い」です。

編集部

腰が低い?

大村

通常なかなか知り合えないような超有名経営者と接する機会にいつも感じるのですが、そういう方々は圧倒的に成功しているのに、僕とか周りの人からいろいろ情報を得ようという貪欲さがあるんですよね。逆に偉ぶっちゃう人は、自分だけの殻の中に閉じこもってしまい、自分の成長に蓋をしてしまっている。まわりから吸収してさらに上に行こうって人はどんどん成功していくような気がする。上下とかつけずにちゃんとフラットに情報を得るためにすべき姿勢が、結論として「腰が低い」というところにつながっている。自分が一番偉いわけじゃないですし、常に上にはたくさんすごい人がいるって思い続けることですね。

最後に、申し訳ありません、7月なのに暖房が入っていました(笑)。

大村 健(おおむら たけし)

フォーサイト総合法律事務所 代表パートナー弁護士

1974生まれ。1999年に弁護士登録。2011年にフォーサイト総合法律事務所開設、代表パートナー弁護士就任。もともと弁護士目指したのも自分の力で仕事をしたいと思ったから。司法試験を受けるための近道はどこか?を模索し中央大学附属高等学校へ進学。トップクラスの成績で中央大学法学部へ。大学在学中に1日18時間の勉強をし続け、4年次に司法試験をクリア、現役合格。未来をつくる起業家を応援していけるような弁護士を志す。1999年の弁護士登録前後でマザーズ構想があり、ベンチャーのための市場ができ、自分がやりたかったことができると確信。人脈を広げるため機会があれば経営者の集まる場に参加。「誘われたら断らない」が信条。銀座アポと渋谷アポの間に赤坂で交流会があった時は中間地点ということで10分だけでも顔を出したことも(後にそれがすごい人脈につながった)。

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