INOUZTimes > INOUZ smoothie > 元気をもらえる言乃葉 vol.02

元気をもらえる言乃葉 vol.02

株式会社星野リゾート 代表取締役社長 星野 佳路(ほしの よしはる)

元気をもらえる言乃葉 vol.02

PHOTO:INOUZ Times

トップダウンで「これからはこうしろ」と指示するのではなく、社員自身が納得して「これからはこうしよう」と動く。だから変革が進んでいくんです。
(「経営者通信 2016年10月号」より)

Flatな組織 侃々諤々

トップダウンかボトムアップか―。経営スタイルの視点で分類すると、“会社の個性”はこの2つにわかれそうです。実際、経営学の教科書では「労働集約型産業はトップダウン」、「知識集約型産業ではボトムアップ」が多いとされていますよね。

たとえばホテル・旅館業の場合は、ドアボーイ、フロント、板長、仲居さんなど、さまざまな専門職のプロたちがその役割をまっとうすることで運営されている労働集約型産業で、縦割り組織が大きな個性。それをとりまとめているのが支配人や女将で、経営学の教科書的に言うと、ホテル・旅館は支配人や女将というバランサーが全体を統率しているトップダウン型組織、と言えます。

これと違う道を行くのが星野さんが代表を務める星野リゾート。ドアボーイも料理長も、縦割りの垣根を飛び越え、ホテル運営・旅館運営について、日々、現場スタッフ総出による侃々諤々(かんかんがくがく)の議論をし、星野さんはそれを見守ります。労働集約型産業でありながら、ボトムアップで知恵を出し合う。そんなハイブリッドな経営スタイルが、星野リゾート独自の価値創出を可能にしていると言えそうです。

個性やスタイルを決めつけない。それは組織や個人を成長させる方法のひとつかもしれません。統率力があり決断力に富む上司なら、あえて指示を出さずに部下の意見を募ってみる、現場視点でのキメ細かい提言が得意な人なら組織のなかでの自分の役割を突き詰めてみる、などですね。そんなハイブリッドな刺激から “意外な力”が生まれそうです。

星野 佳路さんのプロフィール

1960年、長野県生まれ。「星のや」「界」「リゾナーレ」といった3つのブランドを中心にホテル・リゾート施設を展開。

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

INOUZTimesの最新ニュースをお届けします
INOUZTimesの最新ニュースをお届け!

公式アカウントをフォロー