INOUZTimes > 組織 > 求人を出すと学生は集まるのに、なぜ選考に進んでくれないのか

求人を出すと学生は集まるのに、なぜ選考に進んでくれないのか

INOUZTimes編集部
求人を出すと学生は集まるのに、なぜ選考に進んでくれないのか

PHOTO:Pixabay

いろいろ理由はあると思いますが、説明会や採用サイト等でたくさんメリットを伝えているがゆえに、学生が選考に進んでくれないかもしれませんという話です。

逃げられるにも訳がある

【ジャムの法則】をご存知でしょうか。選択の科学という本でも有名になりました。簡単にいうと、多過ぎる選択肢は、少ない選択肢よりも選ばれにくくなるというものです。スーパーの試食コーナーに6種類のジャムと24種類のジャムの2つを分けて、どっちが売れるかの実験をおこなったところ、6種類揃えたジャムの場合は試食に来た人の30%が購入して、24種類揃えたジャムは3%の人しか購入しなかったという内容です。

選択疲れといいますか。多すぎる選択肢はストレスになり、選択すること自体をやめてしまう傾向にあるんですね。なんで、たくさんの種類をつくるより、あえて少ない数で販売しましょうというのも、一応理にかなってるんです。この実験は、よく購入した人の割合に注目されるのですが、じゃあ試食した人の数が多かったのはどちらかというと、24種類のジャムのほうです。つまり、購入につながるかどうかは別にして集客効果はあったんですね。

さて、これを学生向けの企業PRに当てはめるとどうでしょうか。さすがに24つもの魅力を打ち出している企業は多くないと思いますが、「残業少ないよ!」「給料高いよ!」「若手に任せるよ!」「やりがいあるよ!」「すぐキャリアアップできるよ!」などなど、たくさんのPRポイントをどれも並列にPRしていないでしょうか。先の実験のとおり「エントリー数」は稼げるかもしれません。しかし、説明会に来た学生にも、同じようにどれも並列にPRした場合、学生は「これといって、深く印象に残る話はなかったなぁ〜」となっているかもしれません。

集客に困っている企業は、求人媒体等にたくさんのメリットを並べてもいいかもしれません。しかし、「なぜか選考に進んでくれない」「面接に来た学生の志望動機が、ふわっとしていることが多い」などの課題があるなら、伝える魅力のランク付けをしたほうがよいかもしれません。ターゲット学生に一番響くPRポイントを強く押し出す。鋭いほど深く突き刺さるように、強烈な一点突破は学生の印象に強く残ります。そして補完的に、さりげなく他のPRポイントを打ち出す。100人200人採用だとなかなか難しい手法かもしれませんが、10人〜ぐらいの採用目標人数であれば、有効な手段となえりるはずです。

本記事は「経営ジャンプ」から提供を受けております。

※このサイトは取材先の企業から提供されているコンテンツを忠実に掲載しております。ユーザーは提供情報の真実性、合法性、安全性、適切性、有用性について弊社(イシン株式会社)は何ら保証しないことをご了承ください。自己の責任において就職、転職、投資、業務提携、受発注などを行ってください。くれぐれも慎重にご判断ください。

INOUZTimesの最新ニュースをお届けします
INOUZTimesの最新ニュースをお届け!

公式アカウントをフォロー

ベストベンチャー100 注目の西日本ベンチャー100 ベンチャー通信 経営者通信 TECHBLITZ ヤッパン号 人財力Woman
ベストベンチャー100 注目の西日本ベンチャー100 ベンチャー通信 経営者通信 TECHBLITZ ヤッパン号 人財力Woman