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2017/2/17

求人を出すと学生は集まるのに、なぜ選考に進んでくれないのか

提供元 : 経営ジャンプ
求人を出すと学生は集まるのに、なぜ選考に進んでくれないのか

PHOTO:Pixabay

いろいろ理由はあると思いますが、説明会や採用サイト等でたくさんメリットを伝えているがゆえに、学生が選考に進んでくれないかもしれませんという話です。

逃げられるにも訳がある

【ジャムの法則】をご存知でしょうか。選択の科学という本でも有名になりました。簡単にいうと、多過ぎる選択肢は、少ない選択肢よりも選ばれにくくなるというものです。スーパーの試食コーナーに6種類のジャムと24種類のジャムの2つを分けて、どっちが売れるかの実験をおこなったところ、6種類揃えたジャムの場合は試食に来た人の30%が購入して、24種類揃えたジャムは3%の人しか購入しなかったという内容です。

選択疲れといいますか。多すぎる選択肢はストレスになり、選択すること自体をやめてしまう傾向にあるんですね。なんで、たくさんの種類をつくるより、あえて少ない数で販売しましょうというのも、一応理にかなってるんです。この実験は、よく購入した人の割合に注目されるのですが、じゃあ試食した人の数が多かったのはどちらかというと、24種類のジャムのほうです。つまり、購入につながるかどうかは別にして集客効果はあったんですね。

さて、これを学生向けの企業PRに当てはめるとどうでしょうか。さすがに24つもの魅力を打ち出している企業は多くないと思いますが、「残業少ないよ!」「給料高いよ!」「若手に任せるよ!」「やりがいあるよ!」「すぐキャリアアップできるよ!」などなど、たくさんのPRポイントをどれも並列にPRしていないでしょうか。先の実験のとおり「エントリー数」は稼げるかもしれません。しかし、説明会に来た学生にも、同じようにどれも並列にPRした場合、学生は「これといって、深く印象に残る話はなかったなぁ〜」となっているかもしれません。

集客に困っている企業は、求人媒体等にたくさんのメリットを並べてもいいかもしれません。しかし、「なぜか選考に進んでくれない」「面接に来た学生の志望動機が、ふわっとしていることが多い」などの課題があるなら、伝える魅力のランク付けをしたほうがよいかもしれません。ターゲット学生に一番響くPRポイントを強く押し出す。鋭いほど深く突き刺さるように、強烈な一点突破は学生の印象に強く残ります。そして補完的に、さりげなく他のPRポイントを打ち出す。100人200人採用だとなかなか難しい手法かもしれませんが、10人〜ぐらいの採用目標人数であれば、有効な手段となえりるはずです。

本記事は「経営ジャンプ」から提供を受けております。

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