ワースト3は「上司」「社長」「同僚」
役職や立場でわけた5つの選択肢からひとつを選んでもらい、その理由を回答してもらいました。結果は、多い順に「上司(部長・課長)」「社長」「同僚」が僅差で並び、続いて「部下」「役員」になりました。
【質問】
会社の雰囲気を悪くしている人は誰ですか?
【回答数】
中間管理職(部長・課長):30
社長:29
同僚:27
部下:8
役員:6
━【調査概要】━━━━━━━━━━━
調査対象:全国の成人男女を対象にしたインターネットリサーチ
平均年齢:37.1歳
性別 :男性44人、女性56人
職種 :正社員
回答数 :100サンプル
調査内容:「会社の雰囲気を悪くしている人」に関するアンケート
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こんなところにダメ出し!
回答が多い順にそれぞれ代表的な理由や目を引いたコメントを抜粋して紹介します。まずはワースト1になった上司(課長・部長)。こんなところがチェックされているみたいですよ。
細かいところもチェックされている「中間管理職」
・部長が細かい。ゴミがちょっと落ちているだけでも説教が始まる。(20代/女性)
・その課の責任者なのに仕事ができない。残業や土日出勤を要求してくる。(30代/女性)
・部下の手柄を自分のものにする。(30代/男性)
・必要のない余計な指示をしたり、業務を増やす。(40代/男性)
・一番ピリピリムードで仕事を行っている中間層が雰囲気を悪くしている。(40代/男性)
次に多かったのが「社長」という回答でした。
影響力が大きいだけに…
・何を考えているか分からない。(30代/男性)
・社長以外考えられない。なのに自分が気づかず、みんなから好かれてると思う残念な人。(30代/女性)
・社長の一声で昨日まで正解であったことが今日は不正解となります。社長の一声でスタッフ皆が親しくしていた仕事のできる人間が突然解雇されます。社長の一声で来年度の新規採用が全くありません。(40代/女性)
・結局はその会社の社長の人間性というか性格が雰囲気に影響してくると思う。(40代/男性)
3大ポイントは「悪口」「自己中」「協調性の欠如」
同僚という回答も多く寄せられました。
こんな同僚はイヤだ!
・いわゆる“空気が読めない人”がいます。(20代/女性)
・自己中で上から目線で応対する同僚がいる。(30代/女性)
・勤務年数が長い先輩ですが、機嫌がいい時と悪い時の差がありすぎてやりにくいです。とても気を使います。(40代/女性)
・考え方や行動が一方的過ぎて協調性に欠けている人です。だけど上司に気に入られて守られてます。(40代/男性)
「部下(そのほかを含む)」と「役員」は続けて紹介します。
困ったもんです…
・パートのおばさんが仕事もせずに会社の悪口を言いまくっているので雰囲気悪いです。(30代/男性)
・部下が上司と仲が悪く、放っておくとすぐに険悪な雰囲気になる。(40代/男性)
<役員>
・たまに会社のグチを言うので、雰囲気を悪くしている。(20代/女性)
・自分は偉いんだという雰囲気を醸し出しているのが鼻につく。(30代/男性)
このアンケート結果をある社長に見せて“ホンネ”を聞いてみました。
「会社の雰囲気を悪くしているのは誰ですか」アンケートを見た社長のツブヤキ
これ、「会社の雰囲気をよくしているのは誰ですか」アンケートの続編ですよね。「雰囲気をよくしている」と同様に「悪くしている」でも役員が最下位なんですね…。よきにつけ悪しきにつけ、役員って“社員の視野”に入らないんですね。役員とコミュニケーションしているのは上司だろうし。でも、考えようによっては、役員が社長より目立ちまくっていて会社の雰囲気を左右するキーマンになっている会社があったとしたら、どうなんだろうね。うまくいってるイメージがわきにくいなぁ。
「結局は社長が雰囲気に影響してくると思う」というコメントがあったけど、よかれあしかれ、そうだと思いますよ。雰囲気は社長次第。雰囲気を悪くしている人をマネジメントできない最終責任は誰にあるのかというと、社長にあるわけですし。だから、このアンケート結果って意外と健全な姿なのかもね。
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